思考ノイズ↵

このブログは僕自身の『思考ノイズ』をさらけ出す無駄話ブログです。↵

コミュ力=協調性=共感性=知識・感情共感

 

 

最近出会った人の印象について思ったことがあったので書こうと思う。

 

その人のことを詳細に説明するわけにもいかないので(個人的にそういうのは文字にしたくない)思ったことだけを書くのでやや不可解なないようになるかもしれないですが、最後まで読んでいただけると幸いです。

 

今回は『この人協調性があまりないな?』と思う人に関して『なぜそうなっているのか?』について考えてみたという内容だ。

そもそも『協調性がない』というのはいわゆる『コミュ障』という括りになるが、コミュ障の中でも様々な種類があるのは漠然とこれを読んでいる人もわかると思う。

今回はコミュ障を事細かく分析するようなことはせずに、単純に僕が出会ったきた人達を見て思った『コミュ力の正体は何か?』について書いていく。

 

 

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

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究極の男磨き道 ナンパ

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コミュ力=協調性=共感性=知識・感情共感

 

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コミュ力=協調性=共感性=知識・感情共感

 

コミュ障はコミュ障でも『完全に喋れないのではなく、なんとなく話下手』という方がいる。

『喋れないわけではないが、なんだか話が盛り上がらなかったりうまく会話が続かない』これに該当する悩みをお持ちなら後述する記事を少し参考にしてみてもいいかもしれない。

 

 

はじめに結論から言うと『話し下手は共感性が不足しているから』だと思う。

様々な人と話して思ったのは、共感性が薄いと、自分の話を理解してもらえなかったり、相手の話に素直な反応ができなかったりする。

コミュ力がある=聞き上手』とよく言われるが、聞き上手の中でも『共感性の力』によってコミュ力の高さが上下する。

 

個人的にこの共感力に関しては以下の2つの要素が垣間見ていると思う。

1つは『知識』でもう1つは『感情』だ。

その2つがあれば問題なくコミュ力おばけということになれる。

 

 

 

 

コミュ力=協調性=共感性=知識共感

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コミュ力=協調性=共感性=知識共感

 

例えばAさんが韓国料理の話題について話をする。

聞き手にはBさんとCさんが存在するとしよう。

双方は共感性の力量が違う。

より共感性の力量について分析するため、どちらも聞き上手の部類に入るものとし、差異点としては共感性の力の1つ『知識』のみとする。

 

 

Bさんは聞き上手だが話し手の内容の『知識』があまりない。

Cさんも聞き上手で話し手の内容の『知識』が優れている。

 

 

この場合どういった現象が起きるのか?

まず、Bさんの場合はAさんからみて『聞いてくれてはいるが、理解していない』印象を持たれてしまう場合がある。

なぜならBさんには韓国料理の知識や韓国料理に対する理解が薄いため、Aさんの話がほとんど新しい情報として入ってきている。

そのため、できるアクションコマンドが『頷く』『相槌を打つ』などの聞くことだけに限られてしまうからだ。

 

対してCさんはAさんからみて『理解した上で自分に必要な情報を提供してくれる』印象を持たれる。

さらにCさんは韓国料理に対する理解があり、それに加えて他の料理の分野にも精通していた場合、韓国料理以外の話と絡めて聞き手ながらも様々な見解をAさんに伝えることができる。

結果としてAさんの信頼をCさんは問題なく勝ち取ることができるだろう。

 

このケースでは『知識』においてCさんが優れていたため、AさんからするとCさんの方がコミュ力が高い印象に映る結果となった。
知識が幅広ければ広いほど相手の話の内容によりコミットしやすくなりコミュ力が高い印象になる。コミュ力を育てる点で『知識を育てる』ことは重要事項であるのは間違いない。

 

つまり『共感性の力』は『幅広い知識』に比例するという結論がこの場合では見出される。次は『感情』の面でもう少し違ったケースからも共感性について考察してみよう。

 

 

 

コミュ力=協調性=共感性=感情共感

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コミュ力=協調性=共感性=感情共感



次に『共感性の力』に関わってくるものは『感情』だ。

では具体例を挙げる。

 

 

例えばAさんが自分の恋愛相談の話をする。

聞き手にはBさんとCさんが各々聞き手として存在するが、先ほどと同じく双方は共感性の力量が違う。

より共感性の力量について分析するため、どちらも聞き上手の部類に入るものとし、差異点としては共感性の力の『感情』のみとする。

 

この場合の立場は

Bさんは『感情』の共感性が優れている。

Cさんも『感情』に対する共感性があまりない。

 

 BさんはAさんの恋愛内容について聞いていたが、恋愛経験が多かったわけではなく恋愛知識的な面ではむしろCさんよりも欠如していた。しかし、『感情の共感性』が優れておりAさんの話を親身に聞くことで、Aさんの感情をより揺さぶる対応をすることができた。

 

対してCさんは恋愛経験についてはBさんやAさんよりも多くの経験をしていたが、Aさんの経験に対する『感情』の共感はほとんど行わなわず、恋愛のノウハウや恋愛雑学ばかり話してしまった。

 

先ほどは『知識』においてCさんが優れていたためコミュ力がある印象に至ったが今は『感情』においてBさんが優っていた。

Aさんは真面目な回答ではなく、恋愛相談を通じて自分が今おかれている状況に共感を求めていたためBさんの方がよりコミュ力が高い印象に至り親近感に近いものを覚えたかもしれない。

 

 

このように前述した『知識』だけではコミュ力を十二分に補完するのには不十分だ。
場合によっては『感情』に対して共感することをしなければならない状況も多々ある。

 

例を挙げるなら異性に対して行うコミュ力というものがそれと言えるだろう。モテる人はだいたい異性の『気持ち』がわかる人間でこれができるかできないかでモテるモテないが雲泥の差になる。

 

ただここで『感情』の部分で勘違いしてはいけないのは『感受性が豊か』とは別という点だ。感受性の場合は感化されやすかったり単純に感情を揺さぶられやすい人の事を指し、どちらかといえば『信頼を得やすい人』に該当する。

(こういったタイプは騙されやすかったり、情に流されてしまうデメリットもあるので心当たりがある人は注意したほうがいいかもしれない)

 

 

『感情の共感性が優れてる人』は『他人の感情を理解し共感できる事』が実施できる人だ。

つまり感情が豊かでない人でも、適度に相手の話を聞きながら感情に共感さえしてあげれば信頼を得られるし、むしろそのほうが自分の感情に左右されず冷静に会話のコントロールができるため、そういったタイプは恋愛だけではなくビジネスにおいても通用するコミュ力を兼ね備えてると言える。

 

 

しかし、『感情』の共感性ばかりだけでは『中身がない印象』になるのは事実だ。

ある程度の『知識』や『常識』がないといった知性がない人は発言が薄っぺらく聞こえてしまい話していても、言葉の説得力に欠けてしまう。

このような人は初めは感情の共感性で深い関係になれたとしても段々と飽きられてしまうケースが多い。末長く関係性を保ちたいのなら、『知識』をしっかりと補完することでより人間性が評価されるように立ち回るといいかもしれない。

 

 

僕個人の見解だと、女性は信頼関係を構築する際『感情共感』から、男性は『知識共感』から信頼関係を構築していく傾向があると思う。

勿論この持論には科学的・統計学的なエビデンスは存在しないので(探したらそういう文献はあるかも)そういった考え方もあると思って聞き流してくださるとありがたい。

 

では疲れたので今回はこの辺で失礼します。

 

 

人は話し方が9割

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  • 作者:永松 茂久
  • 発売日: 2019/09/01
  • メディア: 単行本