思考ノイズ↵

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『パニックコロナ社会だからこそ読む大人の推薦図書3選』

『コロナ=日常』

 

今現在、僕たちの社会は中華産のウイルスに犯されている。

個人的な見解だが、そのウイルスの影響は単純な感染者数や死者数のみならず『社会の問題点』を浮き彫りにさせているようにも感じる。

以前このブログ記事でも綴った内容だが、アメリカで#BoomerRemover(老害排除装置)というハッシュタグが流行り水面下で思われてきた世代間戦争が露骨に現れたり、正常バイアスと呼ばれる言葉【自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりしてしまう人の特性のこと】飛び交っている。

 

www.shikou-noise.com

 

『自分は大丈夫、関係ない』と言った安易な考えからくる行動が目立ったり、アメリカではウイルスの特性では50歳以上の層の致死率が高いという点で老害排除が騒がれ、ここ日本でも人々の行動に比例し経済問題が危うくなっていく。

様々な観点において今現在の世の中は不安定という言葉以外形容し難いような状況となってきているのは間違いないだろう。

 

その為今回はこんな世の中だからこそ自宅待機中に読んでほしい『パニックコロナ社会だからこそ読む大人の推薦図書3選』を選んでみた。

この社会を人らしく生きること、状況を正しく理解することを補填する推薦図書を選んでみたのでぜひ参考にしてほしい。

 

ただ最近、カフェの立ち上げなどで忙しかったせいで去年の後半あたりから読書量がめっきり減ってしまったので、あくまでも『僕の記憶上これはお勧めできる』という本を選んでみたので、目新しくないのはご了承いただきたい。

 

 

 

『パニックコロナ社会だからこそ読む大人の推薦図書3選』

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『パニックコロナ社会だからこそ読む大人の推薦図書3選』

 

この推薦図書の選定基準は『自分がどう行動すべきか?』という点だ。

それは心の余裕だったり、現在の社会状況の最善の行動の見極め方だったりする。以下の3作品はそういった意味で学べるものが多いと思うのでぜひ気に入ったら家族や友達にも紹介してほしい。

 

 

人はなんで生きるのか? トルストイ

 

個人的に大好きな人生のベストセラー。

 

トルストイはロシアの文豪・思想家でドストエフスキーなどと肩を並べる有名作家だが、数多い有名作品の中でもこれは『読みやすく、純粋に感動する作品』だ。

小説の内容としては題名の『人は何で(何によって)生きるのか?』という命題を持って話が進んでいく。

一見難しそうな内容だが、トルストイが子供向けに執筆し、かつ日本語訳も非常に噛み砕かれた文章を用いてる為、短時間で読めるそして内容も入ってきやすい。ロシアを舞台になっている内容でも多くの人が感情移入しやすいと評している。

前述しているが、このタイトルは『非常に感動できる内容』だ。

このご時世に我々が何によって生きているのか?どう行動したらいいのか?をぜひこの本を読んで思い返してみてほしい。

 

 

 

後世への最大遺物 内村鑑三

 

後世への最大遺物・デンマルク国の話 (岩波文庫)

後世への最大遺物・デンマルク国の話 (岩波文庫)

  • 作者:内村 鑑三
  • 発売日: 2011/09/17
  • メディア: 文庫
 

 

内村鑑三の書籍『後世への最大遺物・デンマルク国の話』は『何人にも遺し得る最大遺物は何なのか?』と説いた作品で【普通の人間にとって実践可能な人生の真の生き方とは何か。我々は後世に何を遺してゆけるのか。】を我々に語りかけてくれる作品。

 

この本を抜擢した理由としては先日コロナウイルス発症によりお亡くなりになった志村けんの存在を意識したからだ。

コロナウイルスは決して若年層には脅威ではなく、40代以下の方は死を意識しながら生きるような状況ではないが、知っている著名人や周りの方々の死を意識し始めた方も多いだろう。

そのような状況下で『自分は何を残して死ねるのか?』を深く考えさせ内村鑑三なりの答えを教えてくれる作品となっている。

 

 

一緒に収録されている併収されている『デンマルク国の話』も今の日本がどうしていくべきか?危機的状況下での国の立ち回り方や底辺からの努力のあり方を諭してくれる話なのでぜひ一緒に読んでみてほしい。

 

 

 

株と世界経済のメカニズムがわかる本 

 

 

今の状況を端的に理解できるようになる経済入門書だ。

この企画は、株投資のためのもっとも初歩的な世界経済の解説本です。
株の入門書の多くは、チャートの読み方や、企業分析の仕方など、
ミクロ経済にもとづいて書かれるものがほとんどですが、この企画では、主に世界経済と株価の関係を解説しています。
株式市場、デリバティブ市場、為替市場、債券市場、仮想通貨など、世界を回流する巨額なお金がどのような性格を持ち、他の金融商品にどのように影響を与えるかを、多岐にわたる世界ランキングとともに解説しています。
また、経済の基軸ともなる中央銀行の政策の詳細や国債のメカニズムにも言及。
さらにアメリカ、イギリス、EU諸国、中国、原油産出国など、
世界経済と株価に大きく影響を与える国々の、近年に至るまでの状況も紹介しています。
この一冊を読めば、経済ニュースがより理解でき、世界経済の大きな流れがつかめるようになるはずです。

そもそもは株に対する入門書という位置付けだが、基礎となる様々な要素を織り込んでいるので、コロナウイルスがどのように世界に影響を与える可能性があるのか?また、今の状況はどうなっているのか?をおおまかに理解するにはぴったりな本だと思う。

東京オリンピックも延期になり、先がどうなるのか見定めたい時に経済状況を理解するのはマストな知識となってくる。もし自身の経済リテラシーを補完したいあるいは見直したいという方がいたら手っ取り早くこの本で理解するのがオススメ。

 

 

まとめ

コロナで外出自粛要請が行われている中、漠然と時を過ごすのではなくこれからくるかもしれない大恐慌に備えて知識や心構え、真っ当な発言ができるように本を読んでみてほしい。

こんな時だからこそ学ぶことをやめないのも人である1つのアイデンティティなのではないかなと思った次第でこのように僕個人の推薦図書をまとめてみた。

 

 

もしも、他に読んでみてほしい本などがあればブックマークやコメント欄などで推薦して紹介していただければ幸いです。