コーヒー好きの皆さんにおすすめなサプリメントで真っ先にあげたいのが『亜鉛』です。
亜鉛は主に『肌や皮膚粘膜の健康』や『味覚』『肝機能の正常化』など様々な面で重要な栄養素になります。
コーヒーとの因果関係としてはこの記事の本題で後ほどご説明しますが、簡潔に言うと『亜鉛の吸収率を妨げる』恐れがあります。
コーヒー好きで1日で多くのコーヒーを飲まれる方は亜鉛欠乏になりがちなので注意してください。
(他にもお酒の飲みすぎなども亜鉛不足の原因になりがちです。)
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コーヒー好きなら亜鉛を取った方がいい話
ではコーヒーが亜鉛の吸収率を下げてしまう理由に関してご説明していきたいと思います。
まず、前述したように『コーヒーは腸内で吸収される亜鉛の吸収率を下げてしまう場合がある』からです。
コーヒーを飲むと亜鉛の吸収率を50%下げてしまう学説もある。
根本的にコーヒーは亜鉛の吸収率を50%下げてしまうと言われています。
他にも亜鉛と相性が悪い物がよくまとめられていた文献があったので記載しておきます。
~飲み合わせが悪いもの~
・食物繊維
粘着性がある食物繊維は、亜鉛にくっつくことで亜鉛の排出を促して吸収を妨げてしまうと言われています。
中でも、粘着性が高い穀類・藻類はその傾向が強いことがわかっています。
・タンニン
お茶や紅茶に含まれるタンニンは、亜鉛と結合することで亜鉛の吸収を阻害することがわかっているために、紅茶などと一緒に服用するのは止めましょう。
・フィチン酸、ポリリン酸
パンやインスタント食品に含まれるフィチン酸や同じくインスタント食品やスナック菓子に含まれるポリリン酸も、亜鉛と結びつくことで亜鉛の栄養を阻害することが判明しています。
・鉄分、カルシウム、銅
鉄分、カルシウム、銅などの食べ物はもちろんサプリも、亜鉛の吸収を阻害することがわかっていて亜鉛の効果を得られにくくなると言われていますから、同時摂取は避けましょう。
・アルコール
アルコールを分解して排出するためには、多くの亜鉛が使われることが分かっていますので、せっかく亜鉛サプリを摂ってもアルコールの摂取によって効果が無意味に等しくなると言えます。
ちなみにコーヒーは『カフェインやタンニンが原因』と言われています。
特にカフェインの『利尿作用』は亜鉛の吸収率を下げてしまう場合があるのでカフェインも亜鉛と相性が悪いと言わざるを得ません。
亜鉛を摂取した後2時間くらいはコーヒーは避けましょう。
コーヒーを飲むなとはコーヒー好きにとってライフスタイルを大変革しなきゃいけないレベルの大問題です。
この場合、『コーヒーを飲むタイミング』でかなりの改善が見られる場合があるので意識的に試してみることをおすすめします。
『亜鉛を摂取した後、2時間くらいはコーヒーを飲む事を行わない』ということを心がけるだけで亜鉛の吸収率を阻害することがなくなります。
要は『相性が悪いものと同時に摂取すること』を行わないのが重要で、摂取するタイミングを間違わなければ亜鉛欠乏になる事を抑えられると言えます。
重要なのは亜鉛不足になってる悪習慣を絶つことが大切です。
また、『サプリメントなどで不足しがちな亜鉛を補給する』というのも根本的な解決になるのでおすすめです。
しかし、摂取しすぎると亜鉛の場合、他の鉄分の吸収を阻害する場合があります。(逆も然りです。)
サプリメントで補給する際はしっかりと用量を気にしつつ使用しましょう。
ちなみに亜鉛の吸収率を高める栄養素も存在します。亜鉛を取る際は以下の栄養素を一緒に取ることをいしきするといいかもしれません。
~飲み合わせがいいもの~
・ビタミンC
亜鉛を吸収されやすい形に変換するキレート作用がビタミンCにはあると言われていることから、ビタミンCのキレート作用によって亜鉛の吸収を高めることができると言えます。
ビタミンCは野菜や果物に多く含まれていますから、食事で野菜などを摂取した後に亜鉛サプリを飲めばキレート作用を働かせることが可能と言えます。
・クエン酸
ビタミンC同様にキレート作用があると知られていて、クエン酸はお酢や果物(レモン・いちご・キウイ)など酸味のある食べ物に多く含まれていることが分かっています。
・動物性タンパク質
肉類・魚類・卵などの動物性タンパク質は、亜鉛の吸収をアップさせるだけではなく、食物繊維などによる亜鉛の吸収抑制を防止する効果もあると言われています。