『人生は選択の連続』と誰かさんはうまく言ったものです。
そんな連続している『選択』を敢えて減らすと言う選択肢を考えたことはありますか?人生において『敢えて選択肢を減らすことで得られるメリット』は多くあります。
今回は『敢えて選択肢を減らす事で得られるメリット』について考察していこうと思います。
いわゆるこのブログのタイトルでもある『思考ノイズ』を減らすという目的にも繋がっておりますので、ぜひ頭の中カオスになってしまいがちな方は参考にしてみてください。
人生において選択肢を減らすことで得られるメリットorデメリット
人生において選択とは非常に重要でもありますが、あまりにも日常的すぎて人はそれらを軽視しがちです。
そのため、我々は一つ一つの選択肢を蔑ろにしがちな傾向にあるとも言えます。それだけ全ての選択肢を的確に選択することは難しいのです。
そこで敢えて提案するのがタイトルにもあるように『選択肢を減らす』ことになります。
それでは人生において選択肢を減らすメリットorデメリットを考察していきたいと思います。
『選択肢を減らした人生のメリット』
さっそくメリットの話ですが、基本的に人は選択肢を減らすことで得られる恩恵は『悩まなくていい』ただこの一択です。
ではこれがなんでいいのか?詳しく見ていこうとおもいます。
まず、『悩まなくていい』ということは『より高度な集中力を手に入れることができる可能性がある』と同義です。
雑念や悩みごとは人の集中力を欠く原因になります。
日々猪突に起こる人間関係の問題やお金の問題などはイレギュラーな外部要因に左右されることが多いのでここでは排除の対象外にします。
(まぁ、人間関係をすべて断ち切って引き篭もり、かつお金の心配がない環境を作るとするならばこの問題も解決は可能)
ここで該当する選択肢の排除対象は『自分が主として判断を下していること』になります。わかりやすく言うと『自分のこと』ですね。
端的に結論を話すと、『基本衣食住に関連する自分のことを削ぎ落とすことでそこにかけている時間を人生分だけペイできる』という仕組みというわけです。
衣食住に関するノイズが多い例をあげます。
代表的なのは主婦さんのような衣食住の問題解決を主として生きていらっしゃる方です。『今夜何食べよう何を作ろう』とか『洗濯物はいついつにして子供のお迎えは何時に行かないと』と言う風に主婦さんには多くのノイズが走っています。
(まぁ、この場合は『仕事をしている』と同じことなので前述している自分のことの選択肢とは似て非なるもの扱いです)
必然的に主婦さんの中でも『お子さんの有無』で生活のノイズの多さが変わっていきます。このノイズをいかに処理してご自分の時間を確保する&なにか別のことをこなす処理能力に長けている方は本当に尊敬します。
主婦さんの『マルチタスクな要領の良さ』は男性陣が見習わなくてはいけません。
話を戻します。
では、主婦さんがもし家事云々をすべて排除した場合どうなるか考えてみましょう。
答えは『子育てが終わった主婦さん』です。
今回の話のように意図的に周囲のノイズを排除したわけではないですが、自分が考えなくてはいけなかったことが無くなると文字通り何かで悩むことがなくなります。
単純に『暇になった』と表現されがちなのですが、それはあらゆるノイズから開放された真の自分の時間が戻ってきただけなんですよね。
『選択肢を減らした人生のデメリット』
少しだけデメリットの話もします。
デメリットは当たり前といえば当たり前ですが、選択肢を減らすということは詰まり『選択肢が少なくなる』ということになります。
もっとわかりやすくいえば、『選択することで得られる可能性を捨てる』ことと言う事です。
『これ自体も選択の内だ』と言ってしまえば『どこに選択肢を減らすと言う行為を落とし込むのか?』無限に選択に対する議論が終わらないのでその部分に関しては割愛しますが、選択肢が多い=可能性が多いと言うのは否定できません。
選択肢を減らす決断をするのは自分にあるかもしれない可能性を見ずに潰してしまう可能性があると言う諸刃の剣と言うのも踏まえた上で行わなくてはいけないのを忘れてはいけないのです。
特にまだまだ若い世代(中高生)の時に1つのことに集中して成功した例で一流のスポーツ選手が挙げられますが、その裏には何百人もの挫折者がいます。
あとあとになって『もっと他のこともしておけばよかった』と言う後悔は悔やんでも悔やみきれない結果を生んでしまう可能性がありますので、決定的なことや選択肢を絞る範囲は合理的に判断するのがいいかと思います。
個人的には才能や将来性と言う部分に関しては自分が納得できる分野が決まるまでは選択肢を絞らない方が人生充実するんじゃないかと。要は『集中したいと思ったときにマストではないことを削る努力』が重要というわけです。
スティーブ・ジョブズは『服を選ぶ』選択肢を無くして逸脱したアイディアを生産した。
選択肢を減らすことで大きな成果を得られた人物の代表例がスティーブ・ジョブズです。
彼は年中『ジーンズに黒の長袖』と言う恰好をしていたのは有名な話ですが、これは今回の話の主題である『人生の選択肢を減らす』の代表例とも言えます。
彼は毎朝起きてまず行わなければいけない『服を選ぶ』行為を排除することでその分の一生の時間を獲得することができました。
また、更に付け足すなら『周りからどう見られる』などの日常的な不安要素も取り除けたので集中の質が大きく上がったでしょう。(まぁ彼はヒッピーだったので最初っから何も思っていたかったろ思いますが)
まとめ
選択肢を敢えて減らすという行為はその選択する時間の人生一生分を手に入れられる可能性があります。
少なくとも悩まなくていいわけですから、それをすることで日々のストレスがなくなりあらゆる集中力が増大することは期待してもいいでしょう。
あなただったら生活の中の何を排除しますか?
一度考えてみてはいかがでしょうか?
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というわけで今回はこの辺で。