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【バリスタが考察】ただのデンプンの塊(タピオカ)が美味しくて売れた訳

タピオカ流行ってますね。

 

今は『第3次タピオカブーム』って時代らしいです。

 

元は1992年に入ってきたココナッツ・ミルクに入った白いタピオカ(多分ホワイトパール)が日本のタピオカ元祖と言われています。

そう考えると僕が24歳(95年生まれ)なので、タピオカ先輩は3歳年上の27歳ってことになりますね。結構親近感がわきました。笑

 

今回はバリスタ目線で『タピオカがなんで売れたか』って部分にフォーカスして考察したいと思います。まぁ、適当にこうだから売れたんじゃね?ってこと書いていくだけなので暇人だけ見てってください。

 

 

 

 

バリスタが考察】ただのデンプンの塊(タピオカ)が美味しくて売れた訳

 

 

んじゃ適当に考察していきます。

 

 

①ビジュアルが可愛いと認識されるポテンシャルがある。カワイイポテンシャルは基本ブームがリサイクルする。

 

ブームの中心にいるのはいつの時代も若い女子たちです。

基本的にブームに乗るにはその層に受け入れられるものを作らなくてはいけないのが定石なのです。

結論を言うと、タピオカは『かわいい』や『素敵』『映える』といったビジュアル的なポテンシャルが高いんです。だから若い層にいつの時代も受け入れられるしこうして何度もブームとして再来する事ができるんですよね。

 

僕自身は3年前くらいに初めてタピオカを飲んだ記憶がありますが、今思うと20年以上前に日本に上陸していたドリンクを初めて飲んだと思うと衝撃が走ります。

 

ちょうどそのあたりからまたタピオカブームが再燃していたみたいなので、流行りって消えたり現れたりで忙しいなーと思った次第です。

 

 

②日本人の味覚にあっている。主成分であるキャッサバはお餅のようなもちもちした食感を与えてくれる。

 

次に味覚の話です。

日本で何度もタピオカが流行る理由は正直これが一番大きいんじゃないかなと思っています。

 

タピオカの主成分は『キャッサバ』と呼ばれるイモのデンプンが原料になっています。

元は南米で発生した品種らしく徐々に航海などで世界に広まっていき、東南アジアなどの国々で現地の食生活と合致したため嗜まれるようになったと言われています。

もちろん日本にも食用として伝わっていますが、元々米文化が存在したことと他にもライバルとなるイモ類達が結構いた事や毒の処理が単純に面倒的な要素がいろいろと絡んでキャッサバ自体は定着しなかったのかと。

 

そして時代は巡りに巡って結果的にキャッサバは『タピオカ』と言う形で日本にブームを巻き起こす形になったわけですが、個人的に普通のイモの状態の食感や味よりもデンプンを抽出してタピオカとして加工したモチモチ感が味が日本人にウケたから流行ったんだなーと思うわけです。

 

日本人って米文化の中に『餅』を食べる習慣が含まれますよね。

必然的にあのタピオカの食感はどこか懐かしいや、美味しいと感じる要素になるんです。

なぜか意識せずともあの黒い粒粒を『もちもち感』を感じるだけで『スイーツ』と認識してしまうのは、日本人の餅の先入観による条件反射からきているんです。きっと。

 

僕も初めて飲んだときは無意識にスイーツとして受け入れてました。正直言ってアジア圏じゃなきゃあれはスイーツとして受け入れられるには時間がかかると思います。歯ごたえあるからなんだかんだ主食よりになりそう。

タピオカ好きな人は案外生粋な日本人な人なのかもですね。

 

 

 

③近年の台湾への日本人の興味と台湾からの相変わらずの親日が相乗効果を生んでいる。

 

近年の台湾への日本人観光客は右肩上がりにあるそうです。

僕はあんまり台湾に対して詳しくありませんが、若い女子からすると台湾は『おしゃれ』『美味しいものが沢山!』的な旅行要素がいっぱいな魅力的な国っぽいです。

(僕は個人的に韓国のほうが色々と需要あると思いますが、ファッションやショッピング韓国食で遊ぶこと多いです。)

 

それに伴い台湾からの相変わらずの親日が強いからと言う印象がありますね。

親日だからこそ日本への進出もアグレッシブな感じがあります。様々な台湾タピオカチェーンも今となってはいろんな会社が日本に進出しています。

しかし、一時期多くのタピオカチェーンが進出の際に盛大にコケた事があったようです。それにもめげず頑張ってここまで日本での地位を確立したのは日本へのビジネスチャンスも勿論あるとは思いますが、親日という日本への感情も少なからず含まれている気がします。

 

タピオカブームは日本と台湾の相思相愛の賜物なのではないかと勝手に思っているわけです。笑

 

 

 

 

まとめ

 

はい。というわけでタピオカについてちょっとばかし語ってみました。僕はぶっちゃけるとタピオカはあんまり得意ではないです。

正直言って微妙です。

 

なぜかと言うと『飲み物を飲んでいる時にもぐもぐしたくないから』どっちかにしたいんです。僕は口の中で。

 

あとモチモチ感は好きですが、あの沢山いる感じが苦手です。集合体恐怖症までは行かないですが、ちょっと『うわっ』ってなるときがあります。気持ち悪くないですか?笑

 

 

まぁ女の子と飲んでいればそういうことも相殺されるのでもしも僕と同じ悩みでタピオカが苦手な人はぜひ女の子と飲んでみることをおすすめします。

タピオカ好きの女子が嬉しそうにしているのを見るだけで『タピオカってなんていいものなんだろう』って思えるのでおすすめです。

 

 

 

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では今回はこのへんでー。